美しい口元とは？
口元と横顔の美しさの関係
「口元ので具合」は横顔の美しさと深く関係しています。
口元が出っ張っていると、俗にいう「サル顔」になり、相手にでしゃばった印象を与えたり、ムッとした顔つきに見られてしまいます。また鼻も低く見えてしまいます。逆に口元が引っ込み過ぎていると、元気がなく、しょぼくれて見え、相手に老けた印象を与えてしまいます。
つまり、横顔を美しくするには、口元の出具合がちょうど良いくらいである必要があるのです。出すぎていてもいけませんし、引っ込みすぎていてもいけないのです。
きれいな口元の評価方法はいろいろありますが、有名なものに「Eライン(エステティック ライン)」があります。Eラインとは、横顔の鼻の頂上と下顎の先を結んだ直線のことです。
日本人の美しい口元は、このEラインに対して、上唇は1～2ｍｍ後方に、下唇は直線上にあると考えられています。
実際、テレビや誌面に出ている女優や俳優の横顔の写真を調べて見ると、ほとんど例外なくこの要件を満たしていることがわかります。
「Eライン」より口元が出ていると口元が出っ張って見え、引っ込みすぎてしまうと口元が寂しく見えます。
あなたの口元はどうでしょうか？
「口元の出具合」は、その内側にある「前歯の位置」と深く関係しています。顔に対して前歯が前方に位置していれば、口元は出っ張りますし、後方に位置していれば、口元は引っ込んで見えます。ですから、矯正診断の際、「治療後、前歯をどの位置に持ってくるか」は非常に重要になります。そして、上手い矯正医は、「前歯の位置」にこだわり、できる限り理想の位置に近づけようと努力します。当院も、矯正の治療計画を立てる際、この「前歯の位置」を非常に重要視しています。
症例
18歳女性
22歳女性
