小児矯正
反対咬合(はんたいこうごう)について
「受け口」とも呼ばれています。下の前歯あるいは下顎全体が前に出ている状態をいいます。上下の前歯の傾きにより反対咬合となっている歯槽性反対咬合と下顎自体が大きく前方に成長している骨格性反対咬合があります。
「反対咬合」の治療は、できるだけ早くに開始する必要があります。下の歯は通常、上の歯の内側にあります。しかし、それが反対になっていると、下の歯で上の歯がブロックされることで上顎の顎の成長が抑制されてしまい、下顎に比べて早くに成長が終わってしまう上顎が大きくなれないまま成長が終わってしまうことになります。
個々の成長のパターンは仕方ないですが、前歯が上下反対になっていることによってそうなるのは辛いです。ですから、なるべく早くに改善する必要があります。
骨格の問題が大きな反対咬合は、通常の外科矯正(顎を切る手術を伴う矯正治療)が必要になることもあります。
反対咬合の症例
Case1
使用した装置:FKO
前に押し出されている下顎に、奥に押し込める力をかける装置です。夜間8時間ぐらいの使用が必要ですが、学校等でつける必要はありません。
Case2
使用した装置:リンガルアーチ
歯の裏側に通したや太いワイヤーにバネのように弾性のある細いワイヤーをくっつけ、その細いワイヤーで内側にある歯を外に押し出す装置です。
各種不正咬合の治療法・症例
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叢生(ガタガタ)
「乱杭歯(らんぐいば)」「八重歯」とも呼ばれています。歯の大きさが大きかったり、顎の大きさ、歯が生えるスペースが足りずガタガタになる状態です。
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出っ歯
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反対咬合(はんたいこうごう)
「受け口」とも呼ばれています。下の前歯あるいは下顎全体が前に出ている状態で、できるだけ早くに治療を開始する必要があります。
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開咬(かいこう)
普通に噛んでも奥歯の数本しか噛むことができず、前歯が噛み合わない状態の噛み合わせです。舌の癖、指シャブリさらに口呼吸などが原因ともいわれています。
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交叉咬合(こうさこうごう)
奥歯など数本の歯の咬み合わせがずれている状態で、できるだけ早くに治療を開始する必要があります。
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歯の萌出遅延(ほうしゅつちえん)
歯が生え変わる時期になっても、その場所にちっとも歯が生えてこないことをといいます。